技術ポイント
- 異なる主体が作成するデータを意味のレベルで連係可能とするには”語彙”が必要
- “語彙”を収集するリポジトリを構築。利用者は“語彙”を自由に登録、検索、参照できる
データの相互運用性を高めるためには、データを記述するために用いる用語や語彙を統一することが重要になります。これまでも、用途や業界ごとに多くの語彙が開発され、利用されてきました。
データ作成者に対しては、新たなデータを作成する度に新しい語彙を都度開発するのではなく、応用できる既存の語彙が存在しないかを確認して可能なかぎりそれを採用することが求められます。
そうした語彙を効率良く探し出すには、多くの語彙が登録してあり、目的に応じて検索できる「語彙リポジトリ」が必要となります。
CADDEが開発した語彙リポジトリでは、語彙を自由に登録、検索、参照できます。
語彙リポジトリを提供することで、分野を超えたデータの理解が可能となり、分野横断でのデータの利活用が促進されます。