SIP 分野間データ連携基盤

安全安心なデータ流通のコモンズの提供

Providing Secure and Trustworthy Commons
for Data Exchange

Society 5.0からスタートする “データの時代”

次世代のデータプラットフォーム

データ提供者には

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データが活用される機会を創出でき、データ提供までの利用調整が軽減される

データ利用者には

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異なる分野/組織のデータが見つけやすく、使いやすくなり、新しいデータの利用時のコストが低減される

データ市場運営者には

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データリソースの管理負荷が軽減される

国際的なデータ流通に対しては

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国際基準に準じた仕組みでデータ流通できる

分野間データ連携基盤技術

SIP第2期の分野間データ連携基盤技術開発では、分野を超えてデータの発見と利用ができる仕組みを構築することを目的としています。このために以下の原則のもとに開発を進めています。

アプローチ

安全安心なデータのやりとりを、あまねく自由にできるようにするために、基本的な場とそこで使える多様な道具を用意する。

  • 分野でのデータ流通を繋ぐ分散連邦型アーキテクチャ
  • 既存技術との親和性を考慮した設計
  • オープンデータからビジネスデータまで対応可能な、汎用性の高い機能別階層構成
  • データ生成から発見、契約、交換、来歴管理までデータ利用の様々な段階での支援を行う多様なサービスとツール
  • 国際連携を促進するためのトラスト基盤との連携
  • 導入が容易なシンプルなアーキテクチャ
提案するアーキテクチャ

本プロジェクトでは、分野を超えてデータの発見と利用ができる仕組みをCADDE(Connector Architecture for decentralized Data Exchange;分散型データ交換のためのコネクタ・アーキテクチャ;ジャッデ)として提案しています。

CADDEでは、アーキテクチャとして、各分野におけるデータ流通の仕組みを最大限尊重し、それらを各分野の特性にあわせて分散的に連邦化するビルディング・ブロックス型をとっています。CADDEでは、コネクターのネットワークを通じてデータ交換が実現されます。分散的存在するデータ提供者とデータ利用者はそれぞれの窓口となるコネクターを用意することで、このネットワークに参加し、データ交換を行います。コネクター間のデータ交換においては必要に応じて、認証認可、契約管理、来歴管理等の機能が呼び出されて利用されます。

CADDEでは、データ交換のプロセスだけではなく、データ記述語彙の共有からデータ発見、データ変換といった、データ利活用の一連のフェーズで必要となる機能を支援するツール・サービスも提供しています。

データ連携基盤(CADDEデータ交換)の図解
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